料理人はマルチタスクを使いこなす?

2021/01/12
僕は過去に、料理人をやっていました。



料理といってもイタリアン、フレンチのように華やかで
素材の表情を引き出し創作料理をつくるのではなく


一貫性のあるマニュアルに沿っていけば


誰もができます。


とはいえ


【ふぐ料理】のお店でしたので


東京都のふぐ調理師免許は取得しました。



そのときに僕が学んだこと


料理人として教わったことを書きますね。


ビジネスや充実した生活にも生かせるので、読んで頂けると嬉しいです。



【料理人から教わった抑えておきたい3つのポイント!】


■その1
競合店をリサーチをしている


お店を運営している目的は、お客さんに食べに来て喜んでもらうことです。


飲食店ではよく、【QSC】の向上させるようにします。


クオリティー(品質)、サービス(接客)、クリネンス(掃除)
のことなんですが、自分のお店だけを見ていても気づきません。



なにがいいのか、なにを改善したらいいのか。


そのためには、流行っているお店に食べに行き

味を覚え、サービスを取り込み、お店の清潔さを保つために

自分のお店にどんなことが取り入れるかリサーチします。


実際に自分の目で見て、口で味わって、お店の匂いを嗅ぎ、
どんなBGMが流れているか、どんな会話がされているか耳で聞きます。



感性のちから、流行っているお店を受信する感じる力が、
考え方に役立ちました。



■その2
ナレッジを蓄積している


要約するとお店の日記みたいなものです。


昨年の今日の天気からはじまり、売上、来客数、組数、
その時の状態や反省点などです。



これがわかると、何がわかるか?


その日の売上予測をするのにとても役立ちます。


地域でお祭りなどのイベントがあったから
お祭り終わった19時ごろから来客するだろうな


この地域は10日が給料日の人が多いから飲み歩く日だな


アルバイトの募集が一気に増えたな。今のうちに、採用して教育しておいたほうがいいな


など、過去のデータから、どのようなことを取り組んだらいいか
判断基準の一つとして考えることができます。


過去を振り返ることによって、成長を可視化できます。

可視化して未来につなげることができました。



■その3
マルチタスクを使いこなせ


一回の作業で、いくつ並行してすすめることができるかが時間を
上手く使えるかポイントになります。


ちなみに、
まかない当番というのがあるのですが

スタッフメンバーの食事を
買い出しも含めて30分以内で作らなければいけないとうルールがありました。


しかも、多いときは20人前とか!笑



で、普通に、買い物行って何を作ろうかなぁ
と考えていては時間に間に合わないんです。


では、どうするかといったら同時に並行して勧めます。


予めレシピを決めておいて
一番時間がかかって、手や目を外すことができるか。


それを先にやっつけます。



例えば、
お湯を沸かす、フライパンを温めておく、油に火をつけておく、お米を先に炊く、


など、一度手を加えたら

10分ぐらいほっとけるやつから取り組んで
他の手を動かす作業に取り掛かります。


僕は火をかけて、誰かに見てもらう声掛けしてから、買い物に行っていました。

火をつけてから、野菜を切るとか笑


もー本当に間に合わなさそうなときは


人参やじゃがいもとか火を通すのに時間がかかるやつは
レンジでチンしてから

他の食材と合流させていました。笑



時間を効率に扱うことで、時短ができるようになります。


そうやって浮いた時間を、やりたいことに使う時間にします。


まとめます。


①ビジネスをするのなら競合をリサーチする
②毎日の出来事を記録する
③一度にいくつできるか時間を効率よく使う


僕の最近のハマりは
お風呂で読書です(΄◉◞౪◟◉`)



最後まで読んでいただきありがとうございました。