「思考」するってどういう意味なの?

2021/02/14
あなたは毎日

思考していますか?



殆どの社会人は

1日3分も思考をしていないそうです。



ルーチンワークしかしていなければ

それは

思考とは言えません。




新しい仕事を

問題解決するのが思考だからです。



過去の記憶や経験から

新たにインプットした情報と結びつけて



アウトプットしているわけですが


何か問題が起きたとき

前例に照らし合わせて解決法を探っているだけで



「あのときは、こーやって解決したな」

「あのタイプの人間には、こうした方がうまくいくな」



というように、

自分自身の経験と照らし合せて



解決手段を模索しています。



思考とは



思考とは→1,考えること。考え。
     2,まわりの事態に応じて課題を解決していく過程。



と定義にあります。



厳密に言うと


前頭前野レベルの問題解決をすることなんです。


詳しく説明しますね。




人間の認知活動は大きく4つのプロセスに分類できます。


①認識(パーセプション)

②連想(アソシエーション)

③評価(エバリュエーション)

④判断(ジャッジメント)


まずは

ものを見たり、聞いたりして「認識」する段階があります。


例えば


テーブルの上に

ケータイがあれば、そこにケータイがあるという段階です。


次の段階が記憶との照合になるので


「連想」になります。


これは、電話をかけるものだと連想できるのは

自分の脳内にある記憶と

照合しているから

そう思えるんですね。



記憶との照合がないと

認識は成り立たないです。


認識と連想の段階では


脳は働いているけれど

「思考」はしていません。


ものを認識して連想している段階です。


そして


このケータイは


古い機種で、

バッテリーの劣化と

動作が遅くて重いなという


「評価」があって


仕事をするには

処理速度が遅いから

新しい機種に買い換えよう

という

「判断」になります。


思考するとは

この

「評価」と「判断」のことをいいます。



認識と連想


評価と判断

をしているときは

働いている脳の部位が違うんです。



認知と連想は

海馬や扁桃体などで、進化の過程でいうと

古い爬虫類脳の部類になります。


美人をみたら、つい見入ってしまうのは

認知と連想です(笑)



それに対して


評価と判断は


前頭前野が働きます。


あれ今ここで美人に声をかけないと一生後悔するな。
どうやって声をかけようかな。


という評価と判断です(笑)



つまり

思考しているときは

「前頭前野」が働いている状態のことなんです。



まとめます

①「思考」するまでに段階があって、①認知②連想③評価④判断の③と④のことを思考という

②思考とは脳の前頭前野の部位を使っている

③思考力を鍛えるには前頭前野の思考トレーニングをするべし




最後まで読んでいただきありがとうございました。

「いいね」や「コメント」もらえると嬉しいです\(^o^)/