「学ぶ」ことは遊ぶこと「遊ぶ」ことは学ぶこと

2021/04/16
日本の大学の頂点に立っている「東京大学」


東大に入学する出身高で多いのが



西の「灘」、東の「開成」



と呼ばれるぐらい



圧倒的にこの2つの高校からの出身者が多いそうです



だって「灘」って「なだ」と読むのですが


漢字からして「むずかしい」って字が使われています(笑)




この「灘」に伝説の教師がいたのご存知でしたか?



その先生の名前は


「橋本武」先生




東大合格日本一に導いた「奇跡の授業」を行いました。




橋本先生の教え子には




東京大学の総長、神奈川県知事、医師や弁護士、

大企業のトップ、小説家まで多士済々です。



いずれも



【自分の意志で自らの道を切り開いた人】



たちなのですが


どうして、このように活躍できる人材が多岐に渡り


育っていったのか


その教育方針、気になりませんか?




明治維新に活躍した人材を輩出した


吉田松陰の


松下村塾が思い重なります



今回は



橋本先生の教育方針を書きたいと思います。




単刀直入にお伝えすると



橋本先生の教えは



みずから進んで参加するのが


【遊び】であり、


【学び】もそうするべき



「遊ぶ教育」というものが大事になってくる


子どもが遊ぶような感覚で学んでいけるように仕向けること




だとおっしゃいます。



戦後の日本の教科書は



日本が負けたため、教科書のほとんどのページは

墨塗りされまったく使い物にならなかったそう



しかも物質が不足していたため

教材は自分で工夫しなければいけなかった



そこで、橋本先生は


思い切って教科書を捨てる決意をします。



そこで使われた教書の変わりとなるのが



中勘助の小説



『銀の匙』(ぎんのさじ)です。



この小説を


3年かけて読み込むという授業なんです。



実際に小説に登場する



凧揚げや、百人一首でかるた大会を


授業として行う


「横道」にそれた授業をして



子どもたちに学ぶ楽しみ、面白さを感じとって



常識に囚われない授業を行いました




これが



ガリ勉、詰め込み方式の教育ではなく



引っかかることがあったら



とことんそれを調べるということを



若いころからクセとして教育する



こうすることで



考え続け、学び続けることに



面白みを見出します




正解を求めず

考えることを楽しむことこそが



自分の意思で自らの道を切り開く力になる




時代を超えても変わらぬ


個性を開花するものだそうです。




では、また投稿します!


Bon Voyage(^O^)/