読書を血肉にする方法

2021/10/22
庄です、

いつも記事を読んでいいただき
ありがとうございます。

記事を書くときは、

書き手が得た知識や体験をもとに
そのとき感じた感情や感性を

文字に起こして表現をします。

知識を増やす、深めるためには、
「読書」をするかと思いますが、

正しい「読書」のしかた

というものが身について
読書をするのと、

ただ何となしに読書をするのでは、
読んだ後の記憶に大きく差が生じますよね。

結構、多読をするものの
読んだ内容が一週間も経てば

なんのことかさっぱり、、

『全然わかっていません…(汗)』

という昔の僕状態にならないように(笑)

「読書をもっと効率よく、
内容を効果的に血肉にする方法」

について書いてみました。

ドイツの心理学者、
ヘルマン・エビングハウスさんが発表した

”エビングハウスの忘却曲線”

で記憶についての論文があるのですが、
人は20分後には内容の42%を忘れます。

1時間後には56%忘れる
1日後には67%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる

のですよね。

この調子だと1年後は、、

「なんのことだっけ?」

です(笑)

「読書」があなたの血肉になり、
活きる力になれば嬉しいです。

読書を血肉にする方法とは、、


【読書を血肉にする方法】

その1.読む時間を決める

最初に本を読むために
どれくらい時間を使うか決めます。

ゴールの時間を決めることで、
緊張感が生れ集中力が高まるからです。

オススメはタイマーを使うこと。

行間の空白が多いビジネス書なら、
1時間30分〜2時間でゴールを決め

区切って読みます。

僕の場合は30分でタイマーをセットし
3回〜4回に分けて読みます。

2.読む目的を決める

なぜその本を読むのか?
どんなことを知りたいのか?
どのように活用するか?

事前に決めておくと探している答えや、
必要としている箇所が発見しやすくなります。

何となく役に立ちそうでは、
何となく役にたちません。

3.本のリサーチをする

表紙、裏表紙、帯のコピー、推薦者、目次、
太字、章末、巻末、目立つ情報をあらかじめ
見ておき全体像が頭に入るようにします。

そして、著者については名前を検索してみて下さい。

作者がどういうバイアスがかかた状態で
情報を提供しているか分かります。

第三者の目線、客観的に見ると
一方の情報に偏ることなく、
情報の取捨選択ができるようになります。

4.速度を変えながら読む

概要がつかめたら、隠喩や例えといった
理解するために作者が書いてくれた、
具体的な「たとえ」を読み飛ばすことができます。

一方、初めて耳にする言葉だったり、
内容は前後を慎重に読まないと分からないからです。

5.メモする

印象に残った言葉や例えなどをメモします。

僕の場合は、
ページを折ったり付箋を張ったり、
蛍光ペンでラインを引いているので、

読んでいる本ほどぐちゃぐちゃ汚れています。

最後にメモを、

『まだ読んだことのない人に説明する』

つもりでまとめます。

いちからじゅうまで、まとめるのではなく、
その本の一番伝えたいことだけに絞ります。

抽象度を上げて

「なんのこと?」

って、完結にまとめるので、
思考力を高めるトレーニング
にもなります。

読書を血肉にする方法って
ひとことで言うと、

『まだ読んだことのない人に教える』

つもりで読書することです。

人に教えることが、知識を血肉にする
最高のアウトプットになるんですよね。

まとめます

読書を血肉にする方法とは、、

1.読む時間を決める
2.読む目的を決める
3.読む本のリサーチをする
4.読む速度を変える
5.教えたいことをメモする

今日から読書をするときは

「まだ読んだことのない人に教える」

つもりで読んでみて下さい。

その本の内容は、
きっとあなたの血肉となります!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

庄 拓実