「ブレないことに」価値はない
2022/01/16
庄です、
高度成長、安定の時代には、
「大きな会社」を入り口として選べば
あとはエスカレーター式に
出口まで辿り着くことが出来ました。
新卒で大企業に入れば、
10年後に係長、
20年後に課長、
30年後に部長で、
60歳で定年退職
といったように、
ポジションも給料も出世コースも
ほぼ自動的に決まっていました。
もちろん、業界や個人差は
多少ありますが、
”みんなが同じような未来をイメージできた”
んですよね。
基本的には
「右肩あがりの人生」です。
なので人生においても考えることが
できたんです。
何歳で結婚して、
何歳で子どもを産んで、
何歳で家を買って、
老後はこう過ごす…
生活の基盤が安定していたから
将来のこともある程度
イメージできるからこそ
安心してライフプランを立てる
ことができました。
だいたいは
「みんなと同じ」
「これまでのやり方」
を選択しておけば、
問題は何もなかった
んです。
自分でいちいち選択を考えたり
複数ある方法の中から
ひとつのものを選び取るような
必要はありませんでした。
けれど、時代は変わり
日本の経済は成長期を過ぎ
衰退期に入り
「一生安泰」
という神話が消え、
会社の寿命自体が
個人寿命より短くなりつつ
ある時代です。
将来がどうなるかなんて
いまや誰も明確には予測できないんです。
こんな時代に生きるぼくらは
過去のやり方が通用せず、
未来予想もうまくできない。
なので、
自分の人生や家族の将来を
見据えながら
ひとつひとつ現時点で最善策
と思える
「意思決定」をおこなって
いかなければならないんです。
意識決定に必要なことは
「知識・判断・行動」です。
車の免許をとったことがある人は
最初に車を運転するときに
必要なのは
「認知・判断・動作」
が大事だと繰り返し
教わっているはずです。
それと同じで
実学の世界では、
知識を持っていても、
それがなんらかの判断につながらない
のであれば、その知識に価値はないです。
そして、
判断につながったとしても
最終的な行動に落とし込まない
のであれば
やはりその判断にも価値はないです。
知識・判断・行動の3つが
セットになって、
はじめて価値が出てきます。
こういったベーシックな
考え方を知らないと、
いつも思いつきで行動するだけで
行き当たりばったりな人生を
歩むことになります。
思いつきの意思決定は
「なんとなく」という漠然とした
根拠しかないので
AをやってダメだったらB
BをやってもダメだったらC
Cをやっても…
といったように延々と
失敗を繰り返します。
要は、自分が仕事や会社の
求めることがなんなのかを
根本から考えることが
できていないからです。
あまりにも単純な意思決定です。
とはいえ、思いつきでも行動する方が
まだマシで、
最悪なのは、
なんの知識も考えもなく、
なにも行動していないこと。
ただ流されているだけの人生。
大事なことはいつも先送りする人生。
他人の意思決定のよる人生。
これまでの時代だったら
それでもよかったかもしれないです。
先送りというのは一見、
決断を先送りしただけのように
捉えがちですが、
実のところは、
「決断しないという大きな決断」
をしたってことです。
実際に行動すること、
第一歩を踏み出すことが大切です。
もし前提が間違っていたら
「知識・判断・行動」の部分を
もう一度じっくり考えてみてください。
世間では、イチローがブレていなくて
素晴らしいという賞賛があります。
イチローがブレないのは
スポーツの話だからです。
ルールが変わらない世界では
ブレないことに価値があります。
でも、ぼくたちが生きている社会では、
すぐにルールが変わるし、
状況も刻一刻と変わっていきます。
一度決めたことをやり続けるのは
考えなくてもできる楽なことですが
状況に応じて行動を変えていくのは、
けっこう大変なことです。
だからみんな、楽を選んでしまう。
計画や過去の自分に捉われ過ぎて
どんなに状況が変わっても行動を
変えないのです。
ブレない生き方は、ヘタをすれば
『思考停止の生き方』
ってことです。
あなたはどの道を進むべきか
ヒントにしてみてください。
では、また!
最後までで読んでいただき
ありがとうございました。
高度成長、安定の時代には、
「大きな会社」を入り口として選べば
あとはエスカレーター式に
出口まで辿り着くことが出来ました。
新卒で大企業に入れば、
10年後に係長、
20年後に課長、
30年後に部長で、
60歳で定年退職
といったように、
ポジションも給料も出世コースも
ほぼ自動的に決まっていました。
もちろん、業界や個人差は
多少ありますが、
”みんなが同じような未来をイメージできた”
んですよね。
基本的には
「右肩あがりの人生」です。
なので人生においても考えることが
できたんです。
何歳で結婚して、
何歳で子どもを産んで、
何歳で家を買って、
老後はこう過ごす…
生活の基盤が安定していたから
将来のこともある程度
イメージできるからこそ
安心してライフプランを立てる
ことができました。
だいたいは
「みんなと同じ」
「これまでのやり方」
を選択しておけば、
問題は何もなかった
んです。
自分でいちいち選択を考えたり
複数ある方法の中から
ひとつのものを選び取るような
必要はありませんでした。
けれど、時代は変わり
日本の経済は成長期を過ぎ
衰退期に入り
「一生安泰」
という神話が消え、
会社の寿命自体が
個人寿命より短くなりつつ
ある時代です。
将来がどうなるかなんて
いまや誰も明確には予測できないんです。
こんな時代に生きるぼくらは
過去のやり方が通用せず、
未来予想もうまくできない。
なので、
自分の人生や家族の将来を
見据えながら
ひとつひとつ現時点で最善策
と思える
「意思決定」をおこなって
いかなければならないんです。
意識決定に必要なことは
「知識・判断・行動」です。
車の免許をとったことがある人は
最初に車を運転するときに
必要なのは
「認知・判断・動作」
が大事だと繰り返し
教わっているはずです。
それと同じで
実学の世界では、
知識を持っていても、
それがなんらかの判断につながらない
のであれば、その知識に価値はないです。
そして、
判断につながったとしても
最終的な行動に落とし込まない
のであれば
やはりその判断にも価値はないです。
知識・判断・行動の3つが
セットになって、
はじめて価値が出てきます。
こういったベーシックな
考え方を知らないと、
いつも思いつきで行動するだけで
行き当たりばったりな人生を
歩むことになります。
思いつきの意思決定は
「なんとなく」という漠然とした
根拠しかないので
AをやってダメだったらB
BをやってもダメだったらC
Cをやっても…
といったように延々と
失敗を繰り返します。
要は、自分が仕事や会社の
求めることがなんなのかを
根本から考えることが
できていないからです。
あまりにも単純な意思決定です。
とはいえ、思いつきでも行動する方が
まだマシで、
最悪なのは、
なんの知識も考えもなく、
なにも行動していないこと。
ただ流されているだけの人生。
大事なことはいつも先送りする人生。
他人の意思決定のよる人生。
これまでの時代だったら
それでもよかったかもしれないです。
先送りというのは一見、
決断を先送りしただけのように
捉えがちですが、
実のところは、
「決断しないという大きな決断」
をしたってことです。
実際に行動すること、
第一歩を踏み出すことが大切です。
もし前提が間違っていたら
「知識・判断・行動」の部分を
もう一度じっくり考えてみてください。
世間では、イチローがブレていなくて
素晴らしいという賞賛があります。
イチローがブレないのは
スポーツの話だからです。
ルールが変わらない世界では
ブレないことに価値があります。
でも、ぼくたちが生きている社会では、
すぐにルールが変わるし、
状況も刻一刻と変わっていきます。
一度決めたことをやり続けるのは
考えなくてもできる楽なことですが
状況に応じて行動を変えていくのは、
けっこう大変なことです。
だからみんな、楽を選んでしまう。
計画や過去の自分に捉われ過ぎて
どんなに状況が変わっても行動を
変えないのです。
ブレない生き方は、ヘタをすれば
『思考停止の生き方』
ってことです。
あなたはどの道を進むべきか
ヒントにしてみてください。
では、また!
最後までで読んでいただき
ありがとうございました。